2008年08月10日

 横尾忠則 & 小泉純一郎 (後)

≪ 07・2月の論です。 ≫





優れた作品には、様々な要素が必要です。
私はその要素を、賞賛するのです。






さて
医療のプロセスを述べましたが、リアリティのある説明に関しては、会う機会があった方のみに、おしゃべりします。
( 長くなるから、今回は省略 )


病気というのは、切実かつ破滅が確実にある、人類のフロンティアです。
日本が破滅し、国家がなくなり、大和民族が分断・拡散する。
という事は、私達にはピンときません。
大企業もそうですし、地球もそうです。

しかし病気は、身近です。
日本がなくなるという事例は一つですが、病気はすべての個人にあり、頻度も大小でメチャクチャ多い。

ですから、医療というのは身体問題の最重要解決機関として、進化せざる得ない、大人のシステムです。
( 残念ながら、そのシステムに従事する、人間の精神を進化させるシステムが、日本にはないですが )


前回の図式で、注目して貰いたい点。


それは問題の、前と後です。
( もっかい言っとこ )

前と後です。


必ず事象には、前と後があります。
なぜ私が、時間や時代、歴史に興味があるのか?
それは、存在そのものを問題と捉え対応するには、前と後を見つめなければいけないからです。

これが子供、つまり幼児性の脱却の為に必要です。


前と後は、難しいです。
通常、何かを成す事自体が難しいのに、成す前と後まで視野に入れろと言われても、そうそう出来るものではありません。





例えば、人事異動ってありますよね。

人事移動は定期的に行なうのが、定石です。
これは、部署に刺激を与えるのが目的です。
同じ人が同じ関係で仕事を進めた場合、惰性・怠惰を生み出す為、意図的に行なうものです。

とは言っても、この意味を知らない人が人事部にいると、訳の解からない異動があります。
よく問題が発覚するのも、この異動の時です。
仕事に於いて、新しい人が来ると混乱があります。

仕事場で、新しい人が来るを としましょう。


次に、仕事を辞めていく人です。
いきなり辞める人は論外ですが、事前に辞める事を告げた人・去るまで間がある場合。
ここも色んな現象があります。

ほら、定年間近の刑事が事件で悩むパターンが、ドラマであるでしょう。
「 もう辞めるから 」
というので、仕事への熱意が下がったりする訳です。
辞める前に備品をパチッとくのも、定石です?

これを としましょう。


入るが前で、居るが中で、出るが後となる訳です。
仕事という学問では、ここまで考えるのが大人です。
( もっと様々な現象がありますが、ここも省略 )

そうすると自ずと道が見えてきます。
何が正解か、何がベストかが判断できます。

でも、ここまで考えて仕事や勉強をすると大変ですよね。
学校や職場で、中々こういう話は聞かないですよね。

難しいです。





私事ですが、バイトの新人にベテランとして、よく話し掛けました。
コミュニケーションは、仕事の一貫だからです。
おじさんに話し掛けられて、如実にイヤな顔する将来のない若者もいましたが、言います。

「 集団・組織に参加する時は、最初は挨拶をよくしなさい。
それは、『 私は早く皆さんと仲良くなりたいです。この仕事を早く覚えたいです。 』という、意思表示です。 」

辞める人にも、話し掛けました。

「 君は辞めるけどまだ間があるね、『 もう辞めるし、いいか適当でも 』と、思いがちになる、そうするとミスが起きます。
辞めるからこそ、気合を入れて仕事しましょう。
辞める前に大きなトラブルがあったりして、イヤな思い出を残さない様に。 」

等です。
前・後を考えての些細なアプローチ例です。





無理やりな展開で進めてますが、横尾さんは不出来な自分によって、多くの作品を創ってきました。
ずっと子供だったのかもしれません。

小泉さんは、郵政民営化をどうしても実現したかった。
郵政が残り続けた理由・民営化するべき理由と云うのは、国民には結局よく解からなかったと思います。

そこに重点が置かれる前に
「 誰が何と言おうと、郵政民営化は絶対に実現する、それが夢だ! 」
と云う按配です。
自民党に居ながら
「自民党をぶっ壊す」
という小泉さん。
郵政民営化をやり逃げした小泉さん。

この総理が大衆の支持を集めた。
その大衆( 私達ですね )が、成熟社会を代表する大人。



≪ まあ、自分への内省も含め、私もアジテート(扇動)学をもっと突き詰めなければいけませんね。 ≫


近代日本でこの様な現象が起きた訳です。
近代日本を表す2者です。





進化へのイメージは、私には大人でした。
今でも私の理想は大人です。

● 問題を事前に察知し、問題が起きない様に対策して、万が一起きた場合、迅速に対応・収束させ堅実に理解する。
そして、同一問題が発生するスパンを大幅に遅らせる。

( ↑この表現は難しいぞ↑ )



子供という概念・考え方は、ここ100年ぐらいで出来てきた考えです。
元々は、すべて大人でした。
人類の歴史は、年齢が若い者にも均等に、責任を取らせる時代だった訳です。
赤子まで含む、厳しい世界観です。
自然が与えた、平等社会です。


今でも大人になりたいと願う、私の考え自体子供です。

近代は子供の時代です。
欲しいモノを創り出し、表現する。
獲得と購入とブランドを求め、善意を唱える。
夢を求め、実現させ叶え様とする。


満足する為に、ただ満足し続ける為に。



あなたは
「 子供のままがいい 」
という近代人でしょうか?
「 大人になりたい 」
と願う子供でしょうか?

それとも

・日々同じルートを歩き続ける浮浪者

・乳母車を押す背中の曲がった老婆

・離婚し子供と会えず孤独死する初老の男


と、同じ様に虚しささえ遠くなる、最も人類が長く歩んできた、心でしょうか?


横尾さんは作品への欲望の果てに、高齢者定番の原点回帰を行いました。
メデァアの中で活躍し、大衆の欲求を満足させる最前線で、自らの欲求に辿り着けなかったのかもしれません。

善い様にいうと「 Y字路 」は、少年時代の素朴な欲求と世界への恐れという、私達が捨ててきた世界。

現代最後の振り返る行為。


小泉さんは今、議員として国会に出ています。
これは、横尾さんや石原都知事と比べるとどうなのでしょう。

殆どTVに出ませんが、たまに見かけると違和感を感じます。
一世を風靡したタレントを、見かけた様な感じがします。



小泉さんは、大人だったんでしょうか?
大人になったんでしょうか?

私達は大人なんでしょうか?
それとも
人でさえ無くなるステップを、もしかしたら踏んでいるのかもしれません。


それとも・・・・。






「 横尾忠則 & 小泉純一郎 」完
 
posted by ギャラリーZzz 臓図 at 13:03 | TrackBack(0) |   ・  横尾忠則 & 小泉純一郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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